白衣のサイズに関する基礎知識

白衣3

白衣を購入するときには自分に合ったサイズのものを選ぶことが肝心です。関連情報⇒ユニフォームタウン > 白衣 ナース

衣類のサイズは種類によってどんなパラメーターが商品詳細に記載されているかが違うので白衣の場合にはどんなことが書かれているのかを知っておきましょう。また、実際に使う上でどのような点に着目して選んだら良いのかを基本的なところから紹介します。

ドクターのベストな服装は?白衣が着られるようになった理由やおすすめの白衣

白衣のサイズは四つの長さで明記されている

白衣のサイズを一目見るとS、M、Lなどといった記載があるのが一般的です。他の衣類の場合にもこのような表記がされていることも多く、小さい場合にはSS、大きいものはLLや3Lなどもあります。

白衣もこの指標で大まかにはどれが自分の体に合うかを判断できるでしょう。同じMサイズでも男女では大きさが異なっているので注意が必要で、男女兼用になっているときには特に男性向けなのか女性向けなのかに応じて男性サイズ、女性サイズで表記されています。

実際にはユニセックスの白衣のときにはMなどと記載されていても実際に着てみないとわからないと思った方が良いでしょう。白衣のサイズは例えば男性用のMサイズであったとしてもメーカーごと、商品ごとに大きさが少しずつ違います。

このメーカーならMの方が良いけれど、あのメーカーではMだと大きすぎるということもあるかもしれません。このような問題が起こり得るので、購入するときにはきちんとどこの長さがどのくらいあるのかを確認するようにしましょう。

ちなみに、白衣の場合には四つのパラメーターが記載されているのが一般的です。着丈、肩幅、袖丈、胸囲が長さで表記されているでしょう。これを参考にして選べば大きな失敗はありません。

四つの長さをどう考えるべきか

着丈、肩幅、袖丈、胸囲の四つの長さはどのくらいがちょうど良いのかは自分なりに確認しておくのが大切です。ただ、採寸してジャストフィットの白衣にしてしまうと失敗するので注意しましょう。白衣に限らず、衣類を選ぶときにはジャストフィットよりもやや大きめの方が動きやすく、窮屈感がありません。

スーツなどのようにきっちりを合っていないとみすぼらしくなってしまうものもありますが、白衣の場合にはややゆとりを持っていても問題ないでしょう。長時間着用する場合のことを考えるとゆとりを持たせておくのが肝心です。

ただ、どのくらいのゆとりがあれば良いかはケースバイケースなので個別に考えることが欠かせません。

白衣を着るときにはどのくらいのゆとりがあると良いか

白衣を着て何をするのかに応じてゆとりの大きさを変えることが重要になります。ゆとりが大きいと動きやすいのは確かですが、ジャストフィットに近い方がきっちりとした身なりに見えるのも確かです。例えば、病院の受付で患者の対応をしていて、ほとんどその場から動くことがないという場合にはややフィット感のある白衣にしておくのが良いでしょう。

受付は病院の顔なのでできるだけ患者に良い印象を持ってもらえる方が良いのは明らかです。動く業務があまりないのならゆとりがあまり大きくなくても仕事に差し支えることはないでしょう。一方、白衣を着て病院を回診して周る場合や、病棟で働く看護師のように患者のベッドメイクなども行う場合には動作を妨げないようなゆとりがないと業務に差し支えてしまうかもしれません。

特に肩周りにゆとりを作っておくとベッドメイクなどの体を使う動作はしやすくなります。また、着丈を少し短めにしておくと歩きやすくなるので回診をするような場合にはとても楽になるでしょう。

着心地を確認してから決めよう

このようにどんな業務に従事するかに応じて適切なサイズにするのも大切ですが、実際に着心地を確認するのも忘れてはなりません。普段から肩幅が広めの服を着ている人の場合にはちょっと狭目にするだけで窮屈に感じるでしょう。

逆にいつもピチッとしたタイトな服を着ている場合には少しゆとりを持たせただけで違和感を感じてしまうかもしれません。着丈についても着慣れない場合には長いとかなり動きにくくなるのは確かです。袖丈の微妙な違いで手元の作業がしやすいかどうかが変わるので、実際に作業をしている姿をイメージして着てみましょう。

着心地を確認すれば業務の都合と心地よさのバランスを考えて適切な落とし所を決めることができます。

購入時には試着を申し出てみよう

白衣8

いざ白衣を購入しようというときにはサンプルを試着してみるのが大切です。着心地を確認する唯一の方法なので積極的に販売会社に申し出てみましょう。店頭で販売しているときには店のスタッフに言えばサンプルを着させてくれることがよくあります。

代理店を通じて病院やクリニックなどで購入するというときにも、代理店に交渉すれば興味を持っている白衣のメーカーや販売店と交渉してサンプルを手配してくれるでしょう。通販で購入するというケースもよくありますが、この場合には試着するのが難しいと思ってしまいがちです。

しかし、工夫次第ではきちんと試着をしてから買うことができます。まずは通販ショップに問い合わせてみてサンプルを着る機会が得られないかと聞いてみましょう。業者によっては送料だけ自腹を切れば一通りのサンプルを送ってもらえることがあります。

あるいは、店頭販売もしているショップの場合には最寄りの店舗を紹介してもらえるでしょう。一方、通販で買いたいと思っている白衣があるときに、そのメーカーに問い合わせて試着できる場所があるかを聞いてみるのも良い方法です。

実は近くに店頭販売している店があって試着させてもらえることもあるからです。

買ってみてサイズが合わなかったらどうするか

このサイズできっと大丈夫だと考えて買ってみたものの、着てみたらちょっと窮屈だったり、ゆとりがあり過ぎたりすることもあるでしょう。試着した場合にはサイズのトラブルは起こりにくいですが、自分の体の大きさから考えたらこれで大丈夫だと思って買ったときにはこのような問題が発生することもあります。

この場合にはとりあえず購入した販売店に問い合わせて交換可能かと確認を取ってみるのが大切です。販売店によって対応は異なりますが、サイズが合わなかったときには交換してくれることはよくあります。ただ、使用済みになってしまうことから業者側も費用的な負担があるのは確かで無料で交換になるかどうかはケースバイケースです。

それでも新品をもう一つ購入するよりは安上がりになることが多いのでまずは聞いてみるようにしましょう。